2008年7月6日日曜日

樹木に関する調査

私たちの調査では、周辺樹木・幹周り30センチメートル以上のものが180本以上存在し、現在までの環境の下では、野鳥の回廊、エゾリスの生息など、市内中心部の学校に属する林としては、いろいろな生態系が観察される場所であることがわかりました

現在、工事が始まった時点で野鳥の飛来の減少、エゾリスが姿を見せないなどの減少が起きていますが、もし周辺の樹木が伐採されえうなら、二度と環境は元に戻らないことは明白です。

さらに、わずかな森と樹木であってもその地下で行われている営みには人智に及ばぬ働きがあります。樹木の根は斜面の土留めをし、落ち葉は多くの生命を育て、保水します。それが、わずかなものであっても眼下の大光寺の樹木に連なり知利別川の水にも影響を与えるのです。実際、隣の中島神社で樹木を伐採したところ、湧き水が出なくなったという事例があります。

工事計画を知ったある住民は、林・樹木がなくなればグランドの砂ほこりが舞い上がるだろうと心配しています。偏西風をはじめ風の強い室蘭の地形からして、大いに想像できることであります。先人が周辺に森を残した意味の一つでもあります。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

計り知れない影響が起きるでしょう。安易に進めてはいけないと思います。