2008年9月22日月曜日

9月23日 市長への申し入れ書説明会開催

9月23日:「むろらんの緑を残す会」では、11時amから室蘭市中島町 長崎屋と丸井の間で、野外説明会を開催します。もちろん署名もしますが、大事なのは、この問題を正確に理解して、ご意見をいただくことです。 市長、行政、市議会のみなさんに配布した、大図鑑の説明もあります。
この1週間の活動を振り返ると、
9月19日:室蘭市長に樹木伐採見直しの申し入れ書提出。記者発表。
室蘭民報、HBCではニュースとして取り上げられましたが、他では取り上げられませんでした。
特に北海道新聞はいくつもの意見・質問、写真を撮りながら、一切掲載されなかったことは残念です。

また、
9月11日:「中島小学校の樹木大図鑑」を完成
9月12日:市議会議員全員にこの図鑑を送付
9月16日:教育長、主幹などにこの図鑑を送付

そして、19日、市長への申し入れになります。

市長への申し入れ全文を以下に書きます。
室蘭市新宮市長への申し入れ書内容全文(2008年9月19付け)
「むろらんの緑を残す会」は、教育現場となる学校建設で緑が失われることを憂慮し、見直し案を含め、これまで様々な提言(資料1)をしてきましたが、市教委側から”3割保存案”が出され、それについても市民の間から疑問の声が出されました(資料2)。しかしながら、市教委は保全計画の再度策定するということを住民説明会(8月25日)にて明言しておきながら、その後、何一つ策定が明示されておりません。今期の議会での青山議員の発言に対する答弁においても、伐採する樹木の選定について、市教委は、樹木医に相談してから決めるという曖昧な答弁に留めています。
 現在、市民の中から、市のトップである市長はこの件についてどのような見解があるのかという声が上がっています。
 私たち「むろらんの緑を残す会」は、いま起きている地球規模の環境、特に緑の保全・植樹などの課題を大きくとらえて考えています。従って、たとえ室蘭地域の問題といえ、いたずらに室蘭市長をはじめ行政と対立的に物事を考えていません。むしろ、室蘭市の緑を守るために室蘭市民と手をたずさえることが最も重要だと考えています。特に今回は、未来に生きる子どもたちの教育現場である学校の緑の問題です。
 卑近な例では、熊本県の川辺川ダム問題にも見られるように、知事の発言が問題解決への決定的な流れをつくりました。
 あなたの発言がいま進行している工事を見直し、室商時代から中島小への長い年月をかけて育った600本もの樹木とその生態系、生命、を守ることにつながるのです。
 多くの市民があなたに期待しています。
 ぜひ、あなたのお考えを明示してください。

ちなみに、市は、
 25日の説明会では、まだ、樹木に関わる”グランド・フェンスは、来年度予算なので、変更の余地がある”と言ったにもかかわらず、その説明会直後のテレビ取材で主幹は”変更は不可能”、”説明責任は終わった”と答えています。これはTVニュースで報道されました。 説明会では、変更の余地あると答えていたので、翌日の新聞では、そういった論調の記事でしたが、このニュースを見て落胆するしかありませんでした。そのあと、新聞の読者の声で、市民から疑問の声があがったり、話題になっています。

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